FRPカウル補修
先日ビーチサイドGPで転倒した際割れてもげてしまったアッパーカウルの耳?の部分を補修してみました。
本当はプロに任せたかったのですが、「え?自分でやらねーの?」という反応が多く(T_T)、がんばって見ることにしました。
スクリーン取り付けにも影響する部分なので、ただくっつければいいというわけではありません。くっつける際の位置も重要です。
さて、どうしたものか・・・。
FRP補修用の樹脂が固まるには30分くらいの時間を要します。その間、カウルのもげた部分を位置を変えずに押さえつけておくのいうのが現実的ではありませんし、当然治具なども作れるはずがありません。
そこで買ってきたのが瞬間接着剤です。
瞬間接着剤で仮止めし、カーボンファイバーで補強するという作戦です。
早速試してみました。
・・・瞬間接着剤がくっつきません(T_T)液体のまま、硬化しないのです。当然、仮固定もなにもありません。
早速予定通りに行かないと泣きそうになったところ、思い出しました。ボクがモデラーであるということを。
ウェーブの瞬間接着剤硬化促進剤「瞬着硬化スプレー」を使ってみました。文字通りの機能です。
行けました。瞬間接着剤と化学反応を起こし硬化させるのか、白い煙が出ていましたが、効果はてきめんで、カーボンファイバーの補強なしでもがっちりくっつきました。ついでに、補強のつもりでまた瞬間接着剤を流し込み、瞬着硬化スプレーで再度固めておきました。
ボクがモデラーでなければまず持っていなかっただろう硬化促進剤。これは、便利です!FRPもなんのその!
しか~し、慌てていたせいで、指はくっつけるは、流れ垂れるは、位置はズレるは(T_T)で、結局失敗くさいです(T_T)
瞬間接着剤ではやはり心許ないので、裏からカーボンファイバーで軽く補強、さらに瞬間接着剤を流し込み、硬化促進剤で硬化させておきました(^^;;かなり邪道な気がしますが・・・。
今日はここまでで終了。
もげた部位を持ってカウルが持ち上げられるので、強度的には問題なさそうですが、位置がずれたのは致命的でした。スクリーンが付かなかったらどうしよう?、と心配なボクなのでした。
完全に硬化したあとで、はみ出した樹脂などをリューターで削っておかなくては・・・。
それにしても、jhaのRCVフルカウル、薄くて困ったもんです。
デザインは一番格好いいと思うのですが、この強度の無さには閉口です。
決勝用カウルが欲しいのですが、またjhaにするか、他にするか・・・。
悩んでしまいます。
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