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March 19, 2006

ブレーキキャリパーOH

 GSX-R250R用のブレーキキャリパーをOHしています。
 年式が1989年だけあって、不動車で買ったマシンのブレーキは、大抵ピストンが固着しているか、動きが渋いです。
 最近ようやくわかったのですが、バイクを速く走らせるには、コーナリングスピードを上げてもそれほど意味がないということに気が付きました。コーナリングスピードには物理的な限界があるわけで、峠のように乗っていたんではダメなんですね。
 重要なのは、ブレーキングと、如何に速くアクセルを開けられるか、ということのように思えます。
 つまり、ブレーキの効きとコントロール性は、ボクが思っていた以上に重要だということです(今頃こんなレベルで恥ずかしいのですが)。
 ブログネタにはしていませんが、昨日は、外したキャリパーを分解するところまで行いました。今日はその続きです。
 作業は、我が家のパーツ洗浄台で行っています。

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 この洗浄台、ステンレス製で深いので、なかなか使い易いです。どうやら世間では「シンク」と呼称するそうですが、我が家では台所にある洗浄台です(^^;;ぉぃ
 キャリパーからピストンを外すのが、意外に難儀です。
 普段からメンテナンスを行ってれば、ピストンツールでニュニュっと取れるのですが、固着しているとダメです。
 ピストンツールでもなかなか取れるものではありません。バイスクリップを使うという手もありますが、ピストンをキズ付けてしまうので、それは最後の手段です。
 そこで、当たり前のようにエアーでピストンを外します。
 エアーが漏れるとどうにもならないので、大変なわけです。
 今回も、フロントキャリパーはあっという間にピストンを取り外せましたが、リアのキャリパーは苦戦しました。使用するエアダスターの先端形状とキャリパーの形状の問題で、エアーがシューシュー漏れてしまい、ピストンを押し出すことができないのです。
 ようやくうまくいったのですが、ピストンが弾丸よろしくボクの頬をかすめて飛んで行きました。
 教訓! 固着したピストンは、よく飛びます!
 くれぐれも注意して作業を行ってください。
 外したピストンは、真鍮ブラシで汚れを取ります。幸い、ピストンに錆の発生はなく、再利用が可能でした。
 キャリパー側からは、オイルシールとダストシールを外し、洗浄します。
 洗浄と言っても、洗ってすぐにシールが組み込めるわけではありません。シールの溝をちゃんときれいにしてからでないと、後にピストンの動きに問題がでるからです。
 先端のとがった工具で、溝をきれいにします。
 思うに、一度固着させてしまったキャリパーはダメですね。シールの溝に腐食が少なからず見つかるからです。町乗りならともかく、レーシング・スピードで走るマシンには使用したくないというのが正直なところです。が、予算の関係から、泣く泣く使うしかありません。ちゃんと動くことを祈るばかりです。
 ようやく、なんとか納得できるレベルまで洗浄完了。

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 当然、シール類の再利用はせず、新品を使用します。
 これだけで、部品代、いくらになるんでしょう? すごい額になりそうです。

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 中古のキャリパーなんて、リスクが高くてとても購入する気にはなれませんね。
 ピストンが無事ならかろうじてOKってところでしょうか。
 そして、完成!
 キャリパーのボルトは、純正のユニクロメッキ・キャップボルトから、ステンレスのテーパーキャップボルトに変更してみました。これだけで、レーシーな雰囲気が漂う気がするのは、ボクだけでしょうか?

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 悪くないですね。
 でも、いつかはレーシング・キャリパーが欲しいです。
 メーカーは、トキコでも、ニッシンでもかまわないので。
 その前に、メッシュホースを用意しなきゃなんですけど、いまはちょっと無理そうです(T_T)

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