ペイント職人への道
ボクが脱サラをし、鏡面職人になろうと思ったことは先に述べました(こちら)。
退職金を見込んで、グラインダーその他、道具類も集めました。そして、あれこれやってみて気が付きました。
どうやらボクには向いていないみたいです。
ダメです、こんなことでは脱サラできません。
そんなわけで、鏡面職人がダメなら、ペイント職人だぁ!ってことで、今度はペイント職人を目指すことにしてみました。まずは道具集めです。
塗装といったらコレが無くては話しになりません。
アネスト岩田製ビームスプレーガン《LPH-50-102G》です。
いわゆるひとつのH.V.L.Pスプレーガンで、通常のスプレーガンと違い、低空気量・低圧で使用が可能なので選びました。数値的には、通常のスプレーガンが毎分200リットル以上の空気使用量を求めますが、この数値は100Vのエアコンプレッサーではまず出力できる数値ではありません。ところが、このLPH-50は、毎分50リットルの空気使用量なので、ご家庭の100Vコンプレッサーでも使用が可能というわけです(カタログの見方、間違ってたらごめんなさ~い)。さらに、塗装ミストの飛散が少ないというメリットもあります。
かつて、普通のガンで塗装したところ、もうもうと塗装ミストが舞い上がり、ご近所を汚損してしまうことを危惧しペインターへの道をあきらめた経験があるので、このガンの塗装ミストが少ないというところに大きく期待しています。
さらに、あれこれ買い集めました。
塗料は関西ペイントのPGハイブリッドです。
2K塗料と言って、ベースコートと上塗りの溶剤が異なることから、戻りムラになりにくいなどの特性を持った今時の塗料です。さらに、驚くべきことに、ベースも上塗りも1液で、2液に比べると扱いが非常に容易という特徴が上げられます。今回、仕上がりを重視し、上塗りのクリアは、1液ではなく2液のHXクリアーを敢えて選んでいます。
もちろん、専用の硬化剤、希釈剤なども用意しました。
他、シリコンオフ、ハジキシラズ、ガンクリーナーなどなど、今すぐ塗装がはじめられる用意をしました。
足りないものといえば、バインダー「ミッチャクロン・マルチ」でしょうか。こいつはホイール塗装には必須だと思っていますので、用意するのも時間の問題です。
まず何を塗装するのか?
ミニバイクのカウルのつもりなのですが、ボクの性格からすると、道具を集めて満足し、そのままなにもやらずに終わってしまうような気がしないでもありません。
あ、そうだ!
なんちゃって塗装ブースとして、小型温室(代用するんです)も用意しなきゃでした。
何塗ろうかなぁ~。失敗したくないなぁ~。
どなたか、何か提供しれくれませんか?(^^;;ぉぃ
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