FCRの心
実は、コチラの続きです。
今日の主たる目的は、FCRのセッティングをすることにあります。
面倒くさがりなボクにとって、走って、セッティングをしなおして、走って、セッティングをしなおして、という行為は非常にハードルの高い行為ですが、やるしかありません。
本来、アクセル開度をスロットルにマーキングしておき、アクセル開度を基準にセッティングすべきなのでしょうが、ワイヤーを交換予定なので、まだマーキングはしていません。よって、アクセル開度でどうこうという話しはできませんので、そこんとこよろしくお願いします。
まず1本目。ビトーのデフォルト・セッティングとの違いは、JNのストレート径を2ランク薄くし、同JNの段数を1段薄くした仕様です。
気がついた点は、パーシャルから加速する際に、ギクシャクするということでした。
違いのわからないボクでもわかるギクシャクです。擬音で表現すると、「フゴフゴ」あるいは「フガフガ」とでもいえばいいのでしょうか。加速したり、失速したりの繰り返しです。2ストでおなじみの「ボコボコ」という感じではありません。バンク中に急激にトラクションが掛かり、ちょっとビビってしまいますが、幸い、全開領域では、気持ちよく加速していきます。
全開でよくても、コーナーを気持ちよく立ち上がれないのは致命的で、とてもレーシンゲすることはできません。もったいないとは思いつつ、すぐにピットインし、あれこれ検討タイムです。
検討とはいっても、無意味に悩むことはできても、具体的にどうするかということを検討できるわけではありません。なぜなら、知識が皆無だからです。正直告白すると、ジェッティングが薄いのか、濃いのかすらわかりません。持参したJNは2種類、MJも2種類という有様で、セッティングという言葉を用いるだけで、セッティングの神様のバチが当たりそうな取り組み姿勢です。
そこで、脳内阿弥陀くじ大会を開催した結果、濃くしてみれば?という結果が出ました。
濃くする理由を後付けで考えると、
「フゴフゴ」=「フガフガ」≠「ボコボコ」
「ボコボコ」=濃い
∴「フゴフゴ」=「フガフガ」=薄い
です。
おぉ!理論的だぁ!
・・・さらに濃いかもしれないのでは?という指摘はこの際無視しちゃいますから。
早速2本目はJNの段数を1段濃くしてみることにしました。
このボクにもわかりましたよ!違いが!
ギクシャク感が明らかに改善されました。
ただ、これでいいのかどうかは、自分の中に基準が全くないので判断ができません。
3本目は、さらに1段濃くしてみました。2本目との違いは、微妙です。
ここで学んだことは、記憶に留めるだけではなく、より具体的自分の言葉で現在の症状を書き残しておくべきである、ということです。
意外に、細かなニュアンスとか、忘れてしまうんですよね。
4本目は、さらに1段濃くしてみたのですが、これはダメでした。
また違いがわかりましたよ~うれしいですよぉ~、と叫びだしたい気分です。セッティングは全然ダメダメにも関わらず。
では、2本目のジェッティングがいいのか、3本目のジェッティングがいいのか?
そこまではわからないんですね。
5本目のレースごっこは、とりあえず3本目の仕様で走ってみることにしました。
そこで、新たな問題が・・・。
走り始めは問題ないのですが、数周も走ると、「フゴフゴ」「フガフガ」感が復活します。ただ、ギクシャク感は1本目ほどパワフルではなく、どちらかというとガス欠を連想させる感じです。
レースごっこは、立ち上がりで普通に加速できないため、前を走るバイクをパスできず、ダラダラ走っただけで、そのまま終了しました。
ガス欠的というと、燃料コックのことを考えなくてはなりません。
新コブラ(GSX-R250R/SP)は負圧コックです。FCR導入にあたっては、コックはそのままに、「RRI」で使用しています。加速ポンプか吐出されるガソリンは、ピューピューすごい量と勢いなので、1周30秒程度のコースで激しくアクセルをオン・オフした結果、消費ガソリン量に対し、供給ガソリン量が足りなくなったのでしょうか?
この問題に関しては、すでにピンゲルの燃料コックを注文済みで、到着を待つ状態なので、いずれ白・黒はっきりできると思います。
走行会に行く前までは、どこかで(ボクの場合はFSWの通路(^^;;)である程度のセッティングを出してから走行会に臨むべきじゃなかったのか?と、後悔していましたが、走行会を終えてみた感想としては、ボクの場合、直線道路でいくらサーキットを想定して加減速を繰り返したところで、コースを走らないことには問題点を洗い出すことはできなかったのでは?ということです。
結果として後悔はしていませんが、非常にストレスが溜まります。
折角のFCRを理解し、楽しむために、プロに丸投げしてセッティングを出すことを考えていない今、もう少しジェット類を用意し、時間を掛けて根気よく取り組んでいく必要がありそうです。
次回走行予定は、5月6日、場所は同じくトミンモーターランドです。
そのときにはもう少しなんとかしなきゃ!なのであります。
さて、番外編。
JNを交換するのに、通常のプライヤーはスペースの関係で使用できません。
そこで買ってきたのが、この「ピックアップツール」です。
東急ハンズで819円でした(^^;;
ボクは「パールキャッチ」という名称で記憶していました。
模型屋さんで買ったパールキャッチはもっと安くて、いろいろ重宝していたのですけど、しばらく模型を作っていなかったせいで、どこに行ったかわからなくなってしまい、新たに購入してきました。
この工具なら、簡単にJNを掴み、取り外せます。
が、当日、トミンで紛失してしまいまいた。
どこにいったんだよぉ(T_T)
先日は、35000円(ほか多数)入った財布をなくしたばかりです。
今日も、ついさっきまで使っていたのに、気がついたときにはもうどこかにいってました。
最近、物忘れが激しくて、もうダメかも?って感じです。
今朝食べた朝食が何だったのかすら思い出せません・・・ってこれは何も食べていないので、思い出せなくて当然なのですけど(^^;;ぉぃ
なくなった物は仕方がありません。散々探しましたがでてこないので、途中からピンセットで対応しました。
状態のよくないピンセットは、細かなものがつかめなくなくなりますけど、出来のいいピンセットは、目から鱗的に、意外に細かなものを掴むことができるんですよね。ちょっと格好つけて新たな工具を買ってみましたけど、実はピンセットでも十分でした(^^;;ってオチ。
Comments
こんばんは
エンジン始動の裏技をひとつ伝授しよう。
吸気口にパーツクリーナーを軽く拭きかけセルを回してみよう!!
多分すぐかかると思うよ。エンジンには良くないけどね。
緊急用として覚えておけばレースのとき役立つかもしれません。
パーツクリーナーは燃えやすいので取り扱いは注意ですよ。
Husqvarnaで実証ずみです。
Posted by: ほりー | April 04, 2007 11:04 PM
どもども(^^)
パーツクリーナー、ですか?
ちょっと怖いですね。
いざとなったら試してみます!
Posted by: のり | April 13, 2007 10:15 PM