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September 08, 2007

GSX-R250R 整備

 本日の記事第二弾です。第一弾はこちら。

 明日は、スポーツランドやまなしでQ4・M5合同練習会が行われるので、参加の予定でいます。
 そのため、新コブラ(GSX-R250R/SP)の整備を行いました。
 前回、エンジンが掛からない状態のままなので、なんとかしておかないとならないわけです。
 思い当たる原因は、パイロットスクリューが薄い。なぜそう思うかというと、アイドリングしなかったからです。
 そして、プラグがカブっている。これは、エンジンが掛からない症状の場合、大抵プラグがカブっているからです。 新コブラをトランポから出し、念のためセルを回して見ましたが、やはりエンジンは掛かりませんでした。
 前回からセルを回しすぎたのか、バッテリーも明らかに弱まっている様子です。
 そこで、プラグ交換、充電したスペア・バッテリーへの交換、パイロットスクリュー1/4回転濃い目に、という作業を一気に行ってみました。

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 無事エンジンは始動しました。
 先日、ご近所さんにうるさいと注意されたので、セッティンゲは明日の朝にすることにしました。
 うるさいってさ、その文句を言ってきた家は、ちょっと前まで犬を飼っていて、その犬が連日真夜中に吠えまくりでちょう近所迷惑、そして、最近は日曜大工の音がうるさくてちょう近所迷惑だったのに、文句だけは言えるんですよね。あとから知って、めちゃ腹が立ちました。いったいどういう神経しているんでしょうね。
 おっと、脱線しました。
 エンジンを十分に暖気したわけではないので、考えすぎかもしれませんが、アクセルと軽く煽ると、回転が一旦下がってからアイドリング回転数に戻ります。これは、濃いときの症状という噂。
 パイロットスクリュー、濃すぎたのでしょうか?
 だとすると、なぜ前回エンジンが掛からなかったのか、その原因がわかりません。
 加速ポンプを使いすぎたのか、気温・湿度の問題か、他何らかの理由か・・・。
 FCRは難しいです(T_T)誰かセッティングしてぇ~
 いじるのはいいんです、そんなに大変ではないので。でも、カブらせる度に交換するプラグ代がきついです。
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 ここで、一旦新コブラを片づけて、スポンジシートを買いに行きました。
 実は先日、コッチーに新コブラのポジション・チェックをしてもらったのですが、「後に乗りすぎ」という指摘を受けました。こういった場合のコッチーのアドバイスはまず当たっているので、シートエンドをスポンジシートと使って製作することにしたのです。
 これが純正のシートエンドです。M5のボルトが埋め込まれていて、ナットでシングルシートカウルに取り付けします。シートエンドの厚みは、約10mmでした。

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 購入してきたのは、10mm厚のシール付きスポンジシートです。

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 事前に、スポンジシートをカッターナイフで適度な大きさにカットして用意しておき、作業は、ライディング・サービスBONに行っておこないました。
 道具があると、作業の能率が違います。
 どういった作業かというと、純正が10mm厚のため、20mm厚と30mm厚を用意することにしました。
 これからが画像付きで。
 前後しますが・・・スポンジシートを切り、適度な大きさにします。

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 スポンジシートの粘着力だけでシングルシートカウルに取り付けするのは不安が残りますし、GPマシンでも使うからといって布テープなどはなるべく使いたくないので、純正と同じ方法で取り付けることにしました。
 シートは積層するので、一番上の層だけ、ネジの頭とワッシャーが入る穴をポンチで開けます。

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 10mmの穴では小さすぎたので、14mmの穴を開けました。
 2層の20mm厚、3層の30mmと、二種類用意してみました。

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 前にも書いたので、、くどいのですが、きちんと面取りをしないと、ジャガイモが煮くずれますので、ベルトサンダーを使って角を取ります(^^;;
 
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 あとは、ボルト・ワッシャーを用意して完成です。
 ボルト用の穴開けはしなくても大丈夫です。ボルトをグイ!っと突っ込めば、スポンジが柔らかいので簡単に貫通させることができました。

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 これで完成です。
 試しに、純正10mm厚と30mm厚の比較です。

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 明日、実際に使用してみてからポジション変更の変化と、今回作ったシートエンドの評価をしたいと思います。
 期待せずにお待ち下さい(^^;;

 もう一つ、作業を行いました。
 以前注文して、現在クシゲプロダクトに到着している大人のドリブン・スプロケットをつけるためのハブの用意です。
 ちなみに、ハブの正式名称は、リアスプロケットマウチング・ドラム、だそうです。
 以前、ベアリング交換を行ったハブは、当時の予想通り出番がないまま未使用ですが、富士ビーチで1丁ショートにしてみようかと思っているので、交換の手間を省くためにハブが2つ必要になりました。
 現在の新コブラについているハブもまったく問題はありませんが、一応レーシンゲ・マシンってことで、ベアリングの交換を行っておこうという予防的処置です。
 残念ながら、ベアリングとオイルシールの部品注文を忘れてしまったので、今回は洗浄のみです。
 灯油で洗うだけ、といっても、あなどれませんね。
 すごくきれいになりました。
 洗浄前と、洗浄後の比較写真です。
 まず表。

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 違いがわかる裏。

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 ベアリングも外しておきました。

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 あとは、大人のドリブン・スプロケットの到着と、ベアリングの到着を待つだけです。
 その記事は近日用意させていただきます。

 次回の記事は、明日の合同練習会の様子の予定です。
 その次の記事は、トキコ異径4ポットキャリパー・オーバーホール神奈川県大会の模様をお届けする予定です(^^;;

 

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