NSR50、タンクの錆取り
8月31日の記事はこちらです。
まだお読みでない方は、是非チェックお願いします。
本日は、神奈川県T市、我が家から2km先にお住まいのご存じコッチーから、'95NSR50のフューエルタンクの錆取りをご依頼いただいました。毎度ただ働きのお仕事、ありがとうございます。
コッチーがお仲間から引き受けたNSR50のレストアの下請けです。
いまはまだサーキットデビュー前とのことですが、いずれはサーキットで相見える、いわばライバルのマシン、ということになります。敵に塩を送る行為だからといって、タンクに塩を入れたりなんて、そんなことはしません、たぶん。だって入れるなら砂糖だもん!・・・(^^;;ぉぃ
お預かりしたのはこのタンクです。
中身はこんな感じです。
タンクを持ち、上下左右に軽く振ると、ザザァ~、ザザァ~と音がします。
よぉっく聴くと、湘南の海岸の効果音を出せる仕様になっているようです。
・・・と、軽く滑って見せて・・・内部はかなり錆びていることが予想されます。
それでは作業開始~。
マジックリンなどを使うとよさそうということですが、低予算作業につき、タンク内の汚れ落としはJOYを使いました。
JOYをタンクに入れ、お湯(あ、お風呂場での作業なので(^^;;)を入れて、シェイクシェイク!
上腕に乳酸が溜まってきたら、タンク内にお湯を注ぎ、JOYを洗い流します。
出るは出るは、錆がいっぱい出てきます。
次に、メインの錆取り作業です。
錆取り済は、ご存じRS-R1000です。過去の記事は、こちら、と、こちら、と、こちらです。いずれも必読の内容になっています、ウソです。
なにせ低予算作業なので、RS-R1000は上記の記事で使った使い古しを再利用しました。
とはいえ、超強力なRS-R1000です。再利用でもまったく無問題です。
タンク内に、RS-R1000を入れ、時間を掛けていろんな面を処理できるよう、角度を変えながらの作業です。
奥の方は見えないので、正直適当、っ気がしなくもありませんが、ボク的には婚期を逃して・・・もとい、根気を入れて作業しました。
RS-R1000をタンクから抜き、水洗いの後、防錆加工をしなくてはなりませんが、くどいようですが低予算作業なので、上記記事に出てくる防錆済は一切使用せず、タンク内をエアブローとホットガンで乾燥させたのち、適当に作った混合ガソリンを投入しておきました。
低予算だからといって、あまり手を抜いてもコッチーが怖いので、混合ガソリンのオイルにはワコーズの2CRを使いました、どうだ!まいったか!(^^;;ぉぃ
さて、仕上げを五郎、次郎、三郎~ってことで、これが処理後です。
処理前の写真がイマイチなので、比較になっていないかもしれませんが、今回もまた「ながれいし!RS-R1000!!」って感じの錆取り具合でした。
ちょう低予算作業ですが(くどい?)、仕上げに、タンクの表面をコンパウンド入りワックスで磨いておきました。
少しは輝いているの、わかりますか?
それではまとめです。
NSR50のタンクですが、中に入れた水を全部抜くことができずに難儀しました。
どうしても、中に水が残ってしまいます。
その水は、乾いたタオルをタンクにいれ、タオルに水を吸わせた後エアブローやホットガンで乾燥させることができますが、タンク内に残った砂利のような錆をすべて取り去るにはいたりませんでした。
気が遠くなるような回数、すすぎをすればいいのでしょうが、10数回程度すすいだぐらいでは、どうしても錆が残ってしまします。
いい方法をご存じの方、教えてくださいです。
Comments
掃除機のノズルをつっこんで、吸い込んでみてはいかがですか?
Posted by: 肥満親父 | September 03, 2007 09:16 AM
どもども(^^)
☆肥満親父さん>
な、なんてこったい!
そんな単純にして効果的な方法を、思いつきませんでしたよぉ~(^^;;
ウチにはリョービのブロアバキュームだってあるというのに!・・・って関係ありませんけど(^^;;
いまは混合ガソリンを入れてしまっているので、それを抜いて、乾燥させてからもう一度試してみますね!
情報、ありがとうございます(^^)
Posted by: のり | September 03, 2007 09:01 PM