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September 15, 2007

アルマイト職人への道・・・

 今日の記事第二弾です。第一弾はこちらをご覧下さい。

 今回のネタは、当ブログの密かな人気シリーズ、「職人への道・・・」をお届けします。
 いままでの職人シリーズは、
   ☆カッティング職人!
   ☆バフ掛け職人!
   ☆ペイント職人!
   ☆FRP職人!
   ☆アーシング職人!
です。
 これらについてのイントロダクションは、「☆アーシング職人!」 で長々述べたので、そちらをご覧いただくとして(^^;;、今日はタイトルの通り、アルマイト職人を目指してみようと思います。
 自家アルマイト・・・それはだれもが夢見、そして諦めていった前人未踏の秘境。。。ってことはありませんが、なかなかやりませんよね?
 いきなりプロ並みの仕上がりなんてそもそも無理なので、肩の力を抜いてがんばってみました。
 あ、画像は少な目です。我が家の台所と、玄関で作業したのですが、ご存じの人はご存じの通り、我が家の散らかりようたるや常人の想像を超えるレベルにあって、とても画像で公開することができないのです。すみません。
 アルマイトする素材は、この記事で登場した新コブラ(GSX-R250R/SP)用の予備ステップです。結局、黒く塗装しないで、ブラック・アルマイトすることにしてみました。
 先の記事の通り、ステップ・ブラケットはなぜかアルマイトではなく塗装されているので、塗膜剥離剤を使用して一皮剥きました。

P10707741

 アルマイトは掛かっていないように思われましたが、念のため「モンキーダンクⅢ」を使用して、表面を化学研磨してみました。

P10707751

 この泡が、いかにも効果ありますぅ~って感じですよね(^^)
 仕上がりはこんな感じです。

P10707781

 表面が白く曇ったような感じになっていますが、裏返すと・・・

P10707791

 わかりますかね?
 曇っているところと、輝いているところがあります。
 輝いているところは、剥離剤でクリア塗装を剥離しなかったところです。
 表面しか、剥離しなかったんですよ(^^;;
 ここからさらに画像がわかり辛くなるのですが・・・
 古来中国では、「芸能人は歯が命」と言われましたが、同様「塗装とアルマイトは下地が命」ってことで、フェルト・バフと青棒を使って、なんちゃって鏡面にしてみました。

P10707801

 う~ん、うまく撮れませんね。まぁ、雰囲気だけ無理して感じ取ってください(^^;;
 これで、ようやく下準備ができたわけです。
 これから、アルマイト開始~。画像を残さなかったので、行程だけ軽く説明します。

☆陽極酸化処理
 アルミのパーツにを電解液につけて、電気を流します。約30分。電源には、ヤマハEF900isの直流を利用しました。

☆水洗い
 陽極酸化処理したパーツを洗います。
 
☆染色
 染色液に漬けて色を付けます。これも約30分。

☆水洗い
 パーツを再び洗浄します。

☆封孔処理
 パーツを封孔液に漬け、煮込みます。約15分。

☆水洗い
 封孔液を洗い流します。

 これで、アルマイト処理の完了です。
 気になる完成品は、↓これ↓です!

P10707851

 はじめてにしては、なかなかいい感じです。
 でも、それなりの失敗もしています。
 それが、これです。

P10707871

 一部アルマイト処理されていない場所がありますよね?
 ボクのイメージでは、手を抜いたところもそれなりに黒く染まるつもりでいたのですけど、一番はじめのクリア塗装の剥離を行わなかったところが、そのままの状態で残ってしまったの図なのです。
 アルマイトの剥離処理も結構強烈ですし、電気流したり、煮込んだり、その過程でなんとなく染まると思っていたら、大間違いでした。
 次回アルマイト処理するときの、反省材料にしたいと思います。

 「モンキーダンクⅢ」を使用したアルマイト剥離ですが、効果はきちんと確認できました。
 トキコのキャリパーを半分漬けて試してみたところ、効果は歴然です。
 剥離処理前。

P10707771

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 剥離処理後(半分だけです)。

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 すごいでしょ?
 ただ、注意しなくてはならないこともあります。
 残念ながら処理前の画像がありませんが、アプリリアRS250の燃料コックを試してみたのですが、作業中に他の作業に気を取られ、漬け込んだままにしたことをすっかり忘れていると、アルミがとけてしまいました(T_T)
 手元にある予備のコックと、失敗したコックの比較画像です。

P10707881

P10707901

 それだけ強力ってことで、ある意味歓迎すべきなのかもしれませんが、やりすぎには十分注意が必要なようです。
 ブレーキ・キャリパーをきれいにするつもりで、そのひとつを実験に使ってみたのですが、あまりアルミがとけてしまうと、フリュードが漏れてしまわないか、ちょっと心配になってしまいます。

 自宅で自家製アルマイト、ちょっと面白いと思いませんか?
 次はどのパーツをアルマイト処理しようか、考えるだけでも楽しくなってしまいます。
 今回は、ステップ・ブラケットという素材を選んだため、ブラック・アルマイトを選びましたが、もう少し慣れてきたら、ゴールド・アルマイトなどにも挑戦したいと思っています(^^)
 楽しぃ~。

 

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