キムコ スーパー9S フロントパネルの外し方
今日の記事第一弾です。
第一弾というからには、もちろん第二弾も用意します。
たいていの場合、その日一日に行ったことを時系列で書いていますが、検索していただいた場合のことも考慮し、作業別に記事を用意してみよう、そんな試みです。
今日は久々に、朝からやる気満々で整備の真似をしてみました。
整備の前に、昨日の台風の後片づけをしなくてはなりませんでしたが(^^;;
台風ので大きな被害はありませんでしたが、我が家駐車場に仮設したバイク墓場のブルーシートがズタズタになりました。ブルーシートというよりも、紫外線で色あせ風化したホワイトシートって感じですけど。
台風被害には違いありませんが、劣化が激しく、元々破れていたところもありましたので、これを機会に新品に交換しました。
目にまぶしいセルリアンブルー(え?)が周囲の住宅地にとけ込むようです(^^;;
我が家を見え、「そ、倉庫ですか?」と発言した方の気持ちがいまはじめて理解できるような気がします。。。
あ、幸い、風に飛ばされたわけではありませんでしたので、盗難防止用アラームは無事でした。
と、これが記事第一弾のインロトダクションってことで、本題に入ります。
ボクが通勤用に乗るのが、キムコの「スーパー9S」です。
水冷2ストロークエンジン、前後ディスクブレーキ、12インチホイールなど、国産車にはない豪華装備をおごりながらリーズナブルな価格が魅力のマシンです。
現在走行4000km弱。皆が心配するトラブルも、バッテリーが死んだぐらいで、皆無といっていいほどです。
ところが、先日来より気になっていたのが、ハンドルを切った際に、カクッと遊びがあることです。
どうやら、ハンドルとステムを取り付けしているボルトが緩んだ様子です。まぁ、この程度の症状は国産スクーターにも普通にあるわけで、特別問題視する必要はないと思います。
通勤に利用するスクーターとして、すぐに直さないと危ないとか、そんな症状ではありませんので、しばらく放置していましたが、今日はビシッ!っと修理することにしてみました。
これがキムコ「スーパー9S」です。そう、誰もが冷蔵庫の脱臭剤をイメージします。
実はいままで一度も分解したことがありません。
構造はよくわかりませんが、普通のスクーターをイメージして、作業することにしました。
ハンドルとステムの取り付けは、通常フロントパネルの下にあるので、スーパー9Sの場合も同様の位置にあると予想し、中央のフロントパネル(正式名称は知りません(^^;;)を外してみることにしました。
外見の観察からも、サイドのフロントパネルを外す前に、中央のフロントパネルから外していくことが正解だと思われました。
実際、その通り、苦もなく外せましたが、これから作業する方のために、外し方をご案内したいと思います。
中央のフロントパネルは、ビス2本、と、ツメ2箇所で固定されています。
ビスは、レッグシールド(?)の方から上の左右2本を外します。
矢印を記入すると親切だったかもしれませんが、見ればわかるので割愛しました。
ネジ穴はこちら。
あちらの樹脂はなぜかもろいので、作業は慎重に行った方がいいかもしれません。
フロントパネル中央部に、ツメがあります。
まず受け側。
フロントパネル側のツメはこうなっています。
取るときのコツは、優しく力業です(^^;;ぉぃ
フロントパネル下にもツメのようなものがありますが、ハメ込みなどではないようです。
ラジエターグリル(?)のフィンの下にセットするだけのようですが、割れないように気を遣う必要はあります。
グリルはこんな感じ。
ツメ(?)はこんな感じ。
フロントパネル全体をやや下に引き抜くようなイメージで、中央部のツメを垂直に外すとよさそうな気がしました。
一方、取り付ける場合は、下から上にはめ込むイメージで作業すると、あっけなく取り付けすることができました。
中央のフロントパネルを外したスーパー9Sはこんな感じです。
中央のフロントパネルを外すと、予想通り、ハンドルとステムの取り付けにアクセスできました。
ボルトの頭は14mm、ナットは17mmで、緩んでいたので、ハンドルとステムのセンターを適当に出して、増し締めして作業完了です。
ついでに、と思い、フロントフォークを確認してみると、
ガガーリン!!(^^;;
なんとインナーチューブに錆が・・・(T_T)
毎日乗っているので、摺動部には錆はありませんが、このボクとしたことが・・・このボクとしたことが・・・。
ちょう恥ずかしいって感じ~みたいな~。
いまさらですが、ショーワのサスペンション・グリスを塗って、お茶を濁すことにしておきました。
さて皆さま、本日の記事第一弾はいかがでしたか?
スーパー9Sなんて乗るつもりなんかないから意味ないって?
はい、ごもっとも~。
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