バトルファクトリーへの苦言
はっきり言って、ボクはバトルファクトリーから見ると、大の得意先だと思います。
ボクが持つバトルファクトリー製品は、NSR-Mini用フロントスタンド、同リアスタンド、NSR250R/SP用フロントスタンド、GSX-R250R/SP用フロントスタンド、他にも、ペール缶クッションに、サイドスタンドはインナータイプとアウタータイプ双方と、こんなにもあります。
一般的な会社員の家庭に、これだけのバトルファクトリー製品があるでしょうか?いや、あるはずがありません。
故に、ボクは自他共に認めるバトルファクトリーの大の得意先というわけです。
先日、チラと書いた衝動買い第一弾とは、バトルファクトリー製品でした。
その製品とは、「リアスタンド12inch用」です。
上記の通り、すでに持っているのですが、新型が登場したため、自分の持つ旧型を売り払い、新型を購入したというわけです。ここまで読めば、普通のバトルファクトリー社員なら感涙で目が曇ってモニターが読めない、と星飛馬の物まねをしながら実際泣いてみせてもいいくらい感動しているはずです。
ここでまず旧型をご紹介。
そして、新型を紹介。
いかがでしょう?
格好良くなっていますよね?
あえて買い替えるほどかというと、機能的にはそれほど変わらないわけで、そこまでは、という人が大半だと思いますけど、それを買い替えてしまうほどボクがバトルファクトリーのファンだってことですよ。
バトルファクトリーのスタンドが好きな理由は、第一にステンレス製であること、です。錆びずにいつまで経っても美しい美観を保ちます。そして、第二に、溶接のきれいさです。ステンレスという素材と相まって、商品価値を高めているとボクは思うのですよ。
ところがです。
新型のリアスタンド12inch用を手にして、一番はじめに気になったのが、溶接の粗さです。
なななな、なんですか?これは?
ちょうびっくり。ここここ、こんなもんなんですか?こんなもんでいいんですか?
ちょっと失望しつつ、使ってみると・・・フランジの部分がスイングアームに干渉して、まともにスタンド掛けすることができません。
なんですか?これは?
旧型をつかっていなければ「こんなもん?」と思えたのかもしれませんが(それにしてもスイングアームに干渉しすぎて使えないのですが)、旧型では違和感なく普通にしようできていたので、どうもおかしく思えます。
溶接の粗さからも、これってば、欠陥商品じゃないの?と思ったわけです。
そこで、早速バトルファクトリーに電話をして確認してみました。
HPにフランジの内寸法が書かれてあることに気が付かず電話をしてしまったのですが、電話に出た担当曰く、「旧型とフランジの内寸法は同じです」とのこと。数値は測っていませんでしたが、明らかに違和感があることからそれを訴えると「商品輸送時に何らかの力が加わり、曲がっているのかもしれません。お客様の方で曲げてお使い下さい」というような主旨の回答でした。
ボクはクレーマーではありませんので、そのまま電話を置きましたが・・・
そんなもんなんですか?
ステンレス製の商品にどれだけの応力が加わると、塑性変形するんですか?
塑性変形したステンレス製品を、素人が、どうやって元の寸法に戻すんですか?ステンレスってそんなに柔らかい材質なんですか?
ボクは素人なのでわかりません、どなたか教えて下さい、状態ですよ、まったく。
ボクは、Jトリップにあまり好意を持っていません。リアのローター付きショートスタンドがJトリップからしか出ていないので、仕方がなく使っている、って感じです。なぜ好意を持たなくなったかというと、一番はじめに購入したリアスタンドの穴開け位置がずれていたことによって、スタンド掛けしたときにV字フックでスイングアームをガリガリにしてしまったことがあるからです(NSR250R/SEでの話し)。ただ、おかしくないか?という疑問に対しては、きちんと商品の交換で対応してくれましたし、交換後の商品には問題がありませんでした。いまにして思うと、Jトリップ、とてもいいところだったんですね。嫌いになってホントごめんなさい。
ところが、バトルファクトリーは交換を申し出ることもなく、自分で開いて元に戻せ、と。
こっちの方がひでー。もう怒り心頭ですよ。
測ってみると、フランジの内寸法は230mmありませんでした。
単なる欠陥じゃん。もうプンプンですよ。
もう泣き寝入りしかなさそうなので、仕方がなく自分で直すことにしました。
といっても、ボクは普通の会社員。自宅に油圧ポートがあったりするはずがありません。
くそ~、くそ~、くそ~、と、負のパワーが充填されると、ふと閃きました。
そうだ!ジャッキを使えば!
そんなわけで、トランポ・レジアスエースのジャッキを取り出して、修理のまねごとをしてみました。
ご覧のように、ジャッキをかまして、徐々に開いていく作業を繰り返してみました。
少しマシになりましたけど、まだまだです。
やりすぎて壊してしまっても、この怒りがさらにヒートアップしてしまうので、やりすぎないように、手加減しながらやってます。
それにしても、どうして消費者がこんな苦労をしなくてはいけないのでしょうか?
バトルファクトリー全体の問題ではなく、応対した担当の問題だと思いたいです。
こんな対応でいいのですか?何とかして下さい(T_T)
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