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October 05, 2007

ミニ・エアコンプレッサ性能比較

 今日は、新コブラ(GSX-R250R/SP)のパイロットジェット交換や割れたカウルのなんちゃって補修などをしてみましたが、記事的にはマンネリ気味なので、別の記事をお届けしたいと思います(ちなみに、パイロットジェットの変更はいい感じです)。
 
 10月といえば、衣替えの季節です。
 それではボクも、と、トランポに搭載しているミニ・エアコンプレッサを衣替えしてみることにしました。
 ま、リアスタンドの衝動買いがあえて「第一弾」としていた理由は、こいつが「第二弾」の衝動買いなわけなんですけど、衝動買いばかりじゃみっともないので、衣替えと表現してみました(^^;;本当は衝動買い替えですね。

 ボクがトランポに搭載するエアコンプレッサの条件にしているのは、
   ・サイズが小さいこと
   ・900w以内であること
   ・7kgf-cm2程度の圧が掛かること
と、以上です。
 サイズは、トランポですから当然場所を取りたくないという理由からです。
 消費電力は、発電機の容量の問題があるからであり、圧は、できればタイヤのビードも上げたい、と思うからです。
 吐出量など、その他の条件を言うとキリがなくなるのですが、残念ながら上記の条件で絞ると、対象は限られてきます。
 いままで使っていたのは、新興製作所「BPC-8KD」で、今回用意したのが、ナカトミ「AIRTEC PCP-6」です。

P10800301

 ボディに型番が書いてあるので、どちらが新旧なのかは一目瞭然ですね。
 それでは、スペックの比較を。

☆新興製作所「BPC-8KD」
・オイル(潤滑方式)
・460/480W(消費電力)
・37/44L/min(吐出量)
・8L(タンク容量)
・0.68MPa(定格圧力)
・0.49MPa(再起動圧)
・17.6kg(重量)

P10800251


☆ナカトミ「AIRTEC PCP-6」
・オイルレス
・700w
・74L/min
・6Lタンク
・0.78MPa
・0.59Mpa
・約10kg

P10800291


 PCP-6の方がタンクの容量以外ではBPC-8KDを上回るようです。
 騒音は、オイル式のBPC-8KDの方が静かなのかな?と思う程度で、音質が違うので耳で確認するだけでは同じようなものです。爆音、とまでは表現までも、決して静かではありません。PCP-6はぎゅぃーんというモーター音。ウチにある高圧洗浄機を同じ系統の音です。一方BPC-8KDは、単気筒!って感じのブモモモモ~ンいう感じです。
 一番大きな違いは、重量です。PCP-6は、「お!予想よりも軽い!」と思いますが、BPC-8KDはそのまま重く感じます。
 タンク容量と設定圧が異なるので、同条件での比較はできませんが、参考までにタンクを空にした状態から、タンク内が設定圧になるまでのそれぞれの時間を計測してみると、PCP-6が約57秒に対し、BPC-8KDは1分30秒掛かりました。
 カプラにダスターを付けてエアを噴き、再起動するまでの時間を計測してみたところ、PCP-6は1秒弱で再起動、BPC-8KDは4秒弱で再起動しました。

P10800281

 どちらが使えるの?と訊かれると、正直わかりませんが、ダスターから噴き出る空気の勢いは、スペック通り、明らかにPCP-6の方がBPC-8KDを上回っていました。
 PCP-6は、再起動は早過ぎるのが気になりますが、一方タンクが満タンになる速度が早く、また設定圧が高いところよさげです。幅がややありますが、背面に小物入れが装着でき、また、エアの取り出し口が標準で2箇所(BPC-8KDは1箇所)あるところもポイントです。

 実作業ではどちらが使いやすいのでしょうか?
 残念ながら、ボクにはよくわかりませんが、取りあえず、せっかく買ったので仕方がありません。
 トランポのエアコンプレッサは、BPC-8KDからPCP-6に変更決定です。

 エアコンプレッサ選びでお悩みの方に、有益な情報となるといいのですが。


 

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