ホイール塗装、再び~下処理編
2010年シーズンに向けて、NSR-Miniを塗装しなおすことに決めました。
カラーリングは、ケースデパーニュ仕様です。
知らない人は、ググって下さいね~。あ、バイクじゃなくて、自転車の世界では有名なカラーリングみたいです。
通称「毛ガニ」?(^^;;
口先だけで終わらないように、がんばります!
その手始めとして、ホイールの塗装からはじめることにしました。
そこで取り出したるは、2004年にヤフオクで購入したまま開封すらしていなかったリアホイールです(^^;;
いや~、落札するまでは情熱を燃やすのですけど、落札しちゃうと興味がなくなっちゃうってパターンで、開封せずにそのまま中に何が入っているのかわからなくなってしまったパーツが多数あったりするのは内緒の話です。
このホイールは、辛うじて中身を覚えていました(^^;;
5年後の初対面。
どんな程度のものを購入したのかも覚えていません(^^;;ま、こんなもんでしょう。
ご覧の通りの状態ですから、このまま塗装するわけにはいきません。下処理が必要です。
剥離剤で塗膜を落とす作業は、以前、GSX-R250R/SPのホイール塗装をした際に経験したので、今回はサンドブラストで塗膜を剥離してみることにしました。
ブラストキャビネットを購入する際、12インチホイールがブラストできることを前提に選んでいるので、サイズ的には問題なしです。
いざ!
取りあえずブラストメディアはガラスビーズを選んでみました。
ん~。
上の画像じゃ白く飛んでわかりづらいと思いますけど、ガラスビーズじゃダメでした。
リムの部分の塗膜は簡単に剥離できるのですが、梨地部分の塗膜には歯が立ちません。
このままでは時間の無駄にしかならないので、ブラストメディアをアルミナに交換してチャレンジしてみました。
さすがアルミナ!
ガラスビーズではビクともしなかった梨地の部分も、ちゃんと剥離できました。
といっても、ヘボいブラストキャビネットにヘボいエアコンプレッサーなので、それでもかなり時間を掛けているのですけど。
ディスク、ドリブンスプロケットの取り付け部分はマスキングするべきだったのでしょうけど、サンドブラストで問題が出るほど削れるとは思えないので、マスキングは省略しちゃいました。
ベアリングは、塗装後に外して、新品に交換予定です。
ってことで、今日はここまで(^^;;
小物をサンドブラストしたことはありましたが、ブラストキャビネットを使用してホイールほどの大きさのものをブラストするのは今回がはじめてでした。
そこでわかったこと。
ホームセンターで1万円前後で売っているようなブラストキャビネットは、無いよりマシでもそれほど大したもんじゃないってことです。
蓋を閉めているのに、ブラストメディア漏れまくり。マスクをしていないと気持ちが悪くなります(T_T)集塵機も必要に思えました。
そして、落下式じゃダメかも、ってことです。
妄想かもしれませんが、直圧式ならもっと能率がよかったのかも?と思えてなりません。
たまにしか使用しないサンドブラストなのでためらいますけど、そこそこまともな作業をするには、もう少し投資しないとダメなんだな、と猛烈に感じました。
これからはGSX-R250R/SPのレストアなど、サンドブラストの頻度が高まりそうな予感がするだけに、開封しないような部品を買い集めるよりも、いっそそんなパーツを手放して、まともな装備が欲しいと思った次第です。
それより、自分でがんばるよりも、素直にプロに依頼した方が早くて安いのかなぁ~?
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