キムコ スーパー9S エンジン始動せず
キュッと寒くなった冬の朝、いつものようにキムコ・スーパー9Sのエンジンを掛けようとしたのですが、エンジンが掛かりませんでした。
昨日まではなんの不都合もなかったのに。
セルを回し続けても、エンジンが掛かる気配がまるで感じられません。
もちろんキックもしてみましたが、こちらもダメ。セルで掛からなくても、キックで掛かるのが普通なのですが。
やがて、バッテリーがつきてお手上げ状態になりました。
なぜエンジンが掛からない!!
エアクリボックスにパーツクリーナーを吹き込んでも、ダメです。
原因がわからない以上、バラすしか(T_T)
プラグを点検。
濡れていますが、これはセルとキックのせいでしょうか?
色は、こんがりキツネ色です。
ボディとアースさせてキックすると、ちゃんと火花が散っていることも確認できました。
キャブは?
フロートにちゃんとガソリンは落ちています。
意味無く外してみましたけど、本当に意味がありませんでした(^^;;
オートチョークの点検もしてみました。抵抗値が、サービスマニュアル記載の既定値に達していません。つまり、交換相当です。念のため、部品取りのオートチョークの抵抗値と、部品取り車のオートチョークの抵抗値も測ってみました。
あら、全滅(T_T)
しか~し、測っておいてなんですけど、オートチョークの不良は、始動性に問題はでても、エンジンがまるでかからない理由にはなりませんよね。
エアクリーナーの点検も行いましたが、まったく問題ありません。
キックした感触では、圧縮もきちんとあるように感じられます。
良い燃料、良い圧縮、良い点火・・・問題なさそうです。
こうなると、ボクレベルには打つ手なし(T_T)
CDI? やっぱり圧縮? なんなのぉ~。
一つ気になったのが、プラグが濡れていたことです。
セル回しまくり、キック蹴りまくりなので、当たり前かと思ったのですが、念のため、中古の標準プラグでためしたみたところ・・・あらやだ、エンジンが始動しました(^^;;
今のプラグは、ボアアップ+チャンバー+社外CDIのマージンを考えて、1番熱価を上げているのですけど、どうやらそれがまずかったようです。
昨日までの気温では問題なかったのに、今日の冷え込みで、カブった、ということみたいです(T_T)
冬用プラグ、そんな話しを耳にしたことがありますが、実際そういうことしたことも必要になったことも経験したことがなく、盲点でした。
チューンドスクーターにもなると、冬用セッティングの考慮が必要ってことなのかぁ。
冬→空気密度が濃くなる→MJを濃くできる、だからといって、プラグの熱価を上げると始動性に問題が出る、ガスのセッティングをプラグで対処しちゃダメってことなんですね。当たり前か(^^;;ボクはわかってませんでしたけど。
まともなプラグの在庫がないので、早速ゲットしてきました。
標準プラグと同じ熱価の、イリジウムプラグにしてみました(^^;;2ストには不向きって噂もあるんですけど。
ってことで、大騒ぎしたわりには、プラグ交換すればOKだったというオチだったんですけど、明日の朝、きちんとエンジンが掛かってくれるのか、ちょう不安です。
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