ヤマハ発電機EF900is修理
ヤマハの発電機「EF900is」が故障しました。
症状は、一瞬エンジンが掛かるものの、すぐストールしてしまうというものです。
壊れた原因として心当たりがあるといえば、最後に使用したのが5月。それから約6ヶ月放置していたわけですが、ガソリンコックがONになっていたことでしょうか?
ボクは、発電機の使用後には、必ずガソリンコックをOFFにしていましたし、フロートのガソリンもエンジンが止まるまで使い切っていたのですが、なぜかコックがONになっていました。
ん~、なんでONになってしまったのでしょう?
使ってはいませんでしたが、何度も移動させているので、何かの拍子でONになったのかもしれませんね。
先日富士ショートコースでEF900iSの故障に気が付き、一応キャブを軽く清掃してみたのですが、症状は変わりませんでした。
んじゃもう一回キャブ清掃、と、朝から作業開始です。
キャブへのアクセスは、カバーを外した方が作業性が高いようです。ネジ数本で外せるので、それほど苦でもありません。
キャブを外して、ジェット類の確認をしてみました。
ん~、詰まってません。
キャブ本体に詰まりがあるのでしょうか?
外したついでに本体も清掃、エアブローしておきました。
キャブを組んで、リコイルスターターで始動を試みると・・・ダメです(T_T)症状が改善されていません。
プラグを点検してみると、黒くくすぶっていますが、カブってるわけでもなく、アースしてリコイルスターターを引くと、きちんと火花が散っていることが確認できました。
一瞬、エンジン掛かるのになぁ~。
悔しいので、リコイルスターターを自棄になって引きまくっていると、あることに気が付きました。
オイルチェックランプがエンジンの掛かっている一瞬だけ点灯するのです。
エンジンオイルが漏れた様子もないし、なんじゃろう?とオイル注入口を外してみると・・・オイルがドヴァっと溢れてきました。
なるほど、わかりましたよ。
ガソリンコックがONだったために、オーバーフローしてクランクケース内にガソリンが流れ込んでいたんですね。
原因、判明(^^)
まさかオイルが溢れてくるとは思っていなかったので、ボディの底がオイルまみれになってしまいました。
そのままにしておくのもなんだか気分が悪いので、清掃することに。
分解~。
はじめての分解ですが、なんとなくわかってきました。
内部は、大まかに、エンジン、ガソリンタンク、そして、電気関係に分かれるようです。
分解する際は、ガソリンタンクを縁切りしてから、電気関係、エンジンと外していくのがいいみたいです。
ボディを清掃してから、元通り組み立てて、エンジンオイルを注入。
我が家のどのマシンよりも高級なオイルを食わせてます(^^;;
で、始動を試みると、無事エンジン始動!
直った!(^^)
教訓。使用後はガソリンコックをONにしたままにしないようにしましょ~。
そうそう、
この発電機のボディ色は、一般的な青色の他に、官公庁(自衛隊)仕様のオリーブドラブ色と消防署仕様の赤色があるんですよね~。
ヤマハのパーツリストを見ると、部品番号も確認できるので、ってことは、注文もできるのでしょうか?
自分(の技術)でも部品交換できることがわかったので、模様替えしちゃおうかなぁ~。
Comments
そんなことするより走れーやー!!
サーキット行って走らない・・・
訳の分からない整備ばかりしている・・・
まったく意味がわかりませーーん
Posted by: うー | November 03, 2010 08:44 PM
どもども(^^)
☆うーさん>
あの~、発電機が壊れたままだと、ウォーマーがつかえないんですけど・・・ってまぁ、いまはもうスポーツ走行じゃなくて、レジャーでやってますから、あまり発電機は関係ありませんけどね(^^;;それに、これだけ寒いともうダメって感じです。
Posted by: のり | November 03, 2010 10:50 PM