GSX-R250R/SP バッテリーレス加工
軽量化の一環として、GSX-R250R/SPのバッテリーレス加工を行うことにしました。
といっても、特に難しいことをするわけではなく、バッテリーを取り外し、バッテリーの替わりにEDLC「BIKE-F900」を接続します。
ただ、それだけでは、エンジンの始動が押し掛け方式になってしまうので、セルモーターを外部電源で駆動させるためのコネクターを増設します。
コネクターは、先日購入したアンダーソンコネクターSB-50Aです。
配線には気を遣った方がいいかな?と思い、N-SKILLのOFCパワーケーブルを用意しました。
使うのは、5.5sqのパワーケーブルで、8sq、14sqは、MR-Sのアーシング用です(^^;;
コネクターの位置は、ここに決めました。
GSX-R250R/SPのメインハーネスからコネクターまでの配線を5.5sqのOFCパワーケーブルを使って作ります。
ちょっとトラブルがありました。
以前アーシング職人を目指した際に用意したハンドプレスを使用して、5.5sqのOFCパワーケーブルにアンダーソンコネクターのコンタクトを圧着しようとしたのですが、ボクの使用しているハンドプレスにはラチェット機構がついていて、確実に圧着できるまで、ハンドルが開きません。ところが、アンダーソンコネクターのコンタクトは規格が違うのか、ハンドプレスのハンドルが開くまで圧着すると、圧が強すぎて、中の配線を切断してしまうのです。
何度か挑戦して、ことごとく失敗してしまいました(T_T)
どうしようか途方に暮れてしまいそうになりましたが、ハンドプレスのラチェットをキャンセルする方法がわかったので(あ、正規の使用方法ではありません(^^;;)、なんとか圧着に成功しました(^^)ほっ
車体への取付はこんな感じです。
シートカウルをつけるとこんな感じ。
悪くないと思います。
目立ちませんし、使いづらいわけでもないですし、タンクから遠いので、引火の可能性も少ないですし。
うん、自画自賛(^^)
同様に、外部バッテリー用の配線も作ります。
今度は失敗せずにできました!
実際、外部バッテリーを接続してみるとこんな感じです。
ちょっとケーブルの長さをケチってしまい、マフラーに干渉してしまいます。
OFCパワーケーブルは105度まで耐熱ですが、マフラーの温度が何度になるのかわからないので、必要であれば耐熱処理をしなくちゃですね。・・・たぶんアルミテープを巻く程度で済ませると思いますけど(^^;;
メインハーネスの+側は、ちょっとスマートではありませんが、このような加工を行いました。
ボクの熱い走りで配線が燃えてしまう可能性を考慮し(^^;;ぉぃ、短絡防止措置として、+の接続部をタッパーもどきで被ってしまうの図です。
かな~り格好悪いと思いますが、適当なサイズの容器がなくて・・・(^^;;
もう少しマシなケースを見つけ次第交換する予定です。
外部バッテリーを接続して、セルモーターの始動を確認しました。
また、外部バッテリーを外した状態でも、BIKE-F900の蓄電でメーターが動くことも確認できました。
おそらく、これでバッテリーレス化は成功だと思います!
・・・ちょっと気になるのが、電源オフで、メーターの電源が完全に落ちない症状がたまに出ることです。
ん~。何でなんでしょう?リレーの問題だと思うのですけど・・・。
めんどくさいな~(T_T)
そうそう、通常のスポーツ走行では、走行前にエンジンを掛けるだけなので、この仕様でまったく問題ないと思っていますけど、もし耐久レースに参加するときは、必要最低限セルモーターが回せる軽量バッテリーと車載する予定です。軽量バッテリーのお値段が高いので、必要になってからじゃないと買いませんけどね。
ってことで、バッテリー分の軽量化成功!
純正のバッテリーケースが、イグナイターの固定にも利用されているため、そのまま残しましたけど、時間があれば別にブラケットを用意して、純正バッテリーケースも撤去の予定です。
Comments
美しい!僕のグースをバッテリーレスに戻すときはぜひ参考にさせてもらいます。
Posted by: YKT | March 08, 2011 11:44 PM
どもども(^^)
☆YKTさん>
参考にするもなにも、ボクがYKTさんのグースを参考にやっていることじゃないですかぁ~(^^;;
このコネクターも+と-を間違って接続できないようになっています。
もう少し小さいとモアベターなんですけど、逆に少し大きいので、コネクターの中央部に取り付け用の穴が2箇所あって、そこにタイラップを通していま~す。
Posted by: のり | March 09, 2011 07:30 PM