ポチガレージ CBR250RR フロントフォーク オーバーホール
ポチガレージ、細々と営業中でございます(^^)
今日は、先日XJR1200のタイヤ交換でご利用頂いたおむすびさんの紹介で、KさんのCBR250RRのフロントフォーク・オーバーホールのご依頼を頂きました。
ありがたやありがたや。
CBR250RRはかつて2台所有していたこともあって、サービスマニュアルがあるので、お引き受けできました。
これがKさんのCBR250RR。1991年モデルです。
ほ、欲しい!
思わず買い取りの商談をはじめてしまうところでした(^^;;
フロントフォークのオーバーホールをするには、フロント部分をリフトアップしなくてはなりませんが、我がポチガレージには折り畳み式の汎用フロントスタンドがありません。
サーキットでの使用を前提にしたため、かさばる折り畳み式ではなく、ワンタッチスタンドにしたからです。
そのため、車種毎に用意することになり、NSR-mini用、GSX-R250R/SP用、NSR250R用と3本もあるわけですが、こうして他のマシンの整備をする機会が増えていくなら、折り畳み式のフロントスタンドも必要かもしれませんね。
CBR250RRの場合、幸いNSR250R用のワンタッチスタンドが代用できるのですが、残念ながらアッパーカウルとスタンドが干渉してしまいます。
自分のバイクなら気にせずガシガシ作業してしまうところですが、今回は自分のマシンではありませんので、そんなことはできません。
ではどうするかというと、ワンタッチスタンド使用のために、まずはアッパーカウルから外しました。
CBR250RRもアッパーカウルのみを外すことができるんですね。
フルカウルを全部外す必要がなくて助かりました。
ワンタッチスタンドでリフトアップするまえに、アクスルシャフト、キャリパーマウントボルトなどを軽く緩めておきます。かたく締まっていた場合、リフトアップ後ではトルクが掛けられない場合があるからです。
フロントフォークボルト(フォークの蓋)は、トップブリッジ、ハンドルのボルトを緩めてから緩めないと、破損の可能性があるらしいので、要注意です。
また、フロントフォークボルトを緩めるには、17mmのヘキサゴンソケットが必要になりますが、滅多に使用しないサイズなので、今回は工具は用意せず、17mmの長ナット(高ナット)を利用しました。
フォークを抜く前に、ダンパーロックボルト(フォークの底のボルト)も忘れず緩めておきたいところです。
あとは、ボルトをそれぞれ緩めて、フォークを外すだけです。
GSX-R250R/SPと大して違いのない作業なので、それほど戸惑うことはありませんでした。
強いていえば、右のトップブリッジのボルトを緩めるのに、フロントブレーキのマスターシリンダーを半脱着したことくらいでしょうか。
外したフロントフォークを分解!
洗浄!
完成!
外装とマスターシリンダー以外のボルトはすべて東日製トルクレンチを用い、規定トルクで締め付けしました。
規定トルクに幅がある場合は、そのほぼ中間値としてあります。
NSR-miniやGSX-R250R/SPでの経験が、CBR250RRにも活かせたことがうれしいです(^^)
ってことで、ポチガレージではボクにでもできそうな簡単な作業依頼をお待ちしております(^^;;
Jトリップ フロントスタンド:汎用
バトルファクトリー BATTLE FACTORY フロントスタンド:NSR250 90- webike18204
バトルファクトリー BATTLE FACTORY/フロントスタンド NSR250
Comments
CBR250RRかっこよいですね!思わず僕も欲しく・・・
近場だったら是非うちののフォークもお願いしたいのですが、行くまでで一苦労ですねーー;
Posted by: ねこ | June 07, 2011 07:34 AM
どもども(^^)
☆ねこさん>
NSR売り払ってCBRにしちゃいましょうかね?
なんて思わなくもない今日この頃・・・。
残念ながら、ねこさんのフォークOH作業は、ポチガレージでは行えません(T_T)
なぜなら、倒立フォークOHの経験がまだないからなのです。
やるなら、工具用意して、誰かのバイクで練習しなきゃですね(^^;;
Posted by: のり | June 07, 2011 07:56 PM