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September 21, 2013

NSR250R/SE ASウオタニ SPIIハイパワーコイルセット 取付

 今日は小ネタ盛りだくさんでお届けするつもりでしたが、ASウオタニの「SPIIハイパワーコイルセット」の取付に予想外の苦戦を強いられ、予定が狂ってしまいました。
 サーキットでパパッと取り付けするつもりだった自分がどんだけお花畑思考だったのか、お恥ずかしいっす。
 でもでもでも、車種専用品なのに、ポン付けできないなんて、どゆこと?、みたいな。
 確かに、「年式によって取付加工必要」ってありますけど、だったら何年式なら加工が必要ないのか訊いてみたいですよ、ホントにもぉ!

 まずは外装をとっぱらいます。

P1000196

 下バンクのIGコイルをステーごと取り外ししました。

P1000197

 SPIIハイパワーコイルは純正IGコイルと比べると非常に重たいので、こんなステーを外したくらいで軽量化にはなりません。

 んで、パパっとSPIIハイパワーコイルを取り付けするつもりでしたが、できませんでした(T_T)
 付属のスペーサー、短くないっすか?
 M6のボルトで、コイル本体、スペーサー、フレームをはさんでワッシャー、スプリングワッシャー、ナットという順番で固定するようですが、スペーサーが短いので、ナットを締めこんでいくと本体が斜めになってしまいます。

P1000198

 ボクは素人なのでちょっと自信がありませんけど、なんだか違う気がします。
 きっちり締め込むとコイルが斜めになりますし、かといって斜めにならないようにすると、締め込みできません。

 むぅ。
 皆さんはどうされたんでしょう?
 ググっても出てこないっぽいです。
 仕方がないので、超々ジュラルミン(A7075)でスペーサーを自作しました。

P1000200

 旋盤少年でホントに良かった!(^^)

 付属のスペーサーは本体に対しこの高さしかありません。

P1000199

 コイル本体とフレームの間に両面テープも使うので、自作スペーサーはツライチよりやや長くなるように作りました。

P1000201

 もうちょっと長くてもよかったかも?

 そんなこんなで下バンクのコイルはなんとか取り付け出来たので、上バンクの作業を行おうとしたのですが・・・
どうやって撮り付けすればいいのかわかりません(T_T)

 不親切な取付説明書を見ると、

P1000204

 簡単そうに見えます。
 ここの穴を使えというように思われます。

P1000202

 んが、この穴は貫通していないので、ボルトを通すことができません。

 なんなんでしょ、この商品は。
 ムカつきながら途方にくれてしまいそうになりましたよ(T_T)ksg!!
 穴を大きく開口して、ブラインドナットを突っ込むことを考えましたが、下バンクと同じように取り付けするために、貫通穴を自分で開けることにしました。
 エアクリボックス、キャブが邪魔でドリルが使えないので、エアクリボックスとキャブを取り外しました。

 貫通ぅ~。

P1000203

 ドリルガイドを作ってから穴開けすればよかったです(T_T)斜めになってしまいました。
 エンドミル突っ込んで長穴にしてしまおうかとも考えましたが、ドツボにはまりそうなので、そのまま固定することにしました。
 さて、固定・・・と思ったら、付属のボルトでは長すぎて干渉します。

P1000205

 マジなんなんすか、この商品は。
 バイク屋さんは、「おっちゃん、これつけてぇ~」という気軽なお客の依頼をこんなに苦労して取り付けしているのでしょうか?
 バイク屋さん、尊敬っす!

 ボルトを買いに行くのが面倒だったので、サンダーでカットして使いました。

 すげ~苦労して、ようやく取り付け終了。
 上バンク。

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 下バンク。

P1000207

 エンジンの始動を確認し、問題なし!

 いや~、疲れました(T_T)
 
 
 
 

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