May 07, 2016

aprilia RS250 TYGA Performance GPチャンバー取付

 元々ボクは2ストの人だったんですよね。
 GSX-R250R/SPに夢中になった頃もありましたが、すっかり2ストに回帰してしまいました。

 NSR250R/SP、aprilia RS125、そしていま、一時は手放そうと売りに出していたaprilia RS250を復活させようと、現在部品集めを開始しています。
 てな感じで、今日は八王子にお住まいのYさまよりチャンバー交換のご依頼をいただき、作業させていただきました。

 ファイナル!

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 実はaprilia RS250のチャンバー交換を行ったことがないボクなのでした。
 最大の難関は外装だと考えていましたが、aprilia RS125の(特にPY型)ようなパズルのような外装ではなかったので、予想よりもサクサク作業できました。

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 純正のマフラーから、TYGA Performance製のGPタイプチャンバー(右2本出し)に変更!

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 性能は左右出しの方が出るようですけど、やっぱり右2本出しですよね。

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 軽くてとっても綺麗です。

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 ボクのaprilia RS250のチャンバーは、当時のM-MAXチャンバー(またの名をメテオチャンバー)のままですが、それが高く売れればこのTYGAのGPチャンバーにしたいと思っています。
 やっぱり右2本出しが漢の浪漫ですよね。

 実はaprilia RS125のチャンバーも(左側ですが)JIM LOMASの2本出しにしようか悩んだのですが、norisonさんにダメ出しいただき、やめた経緯があります(^^;;
 JIM LOMASといえば、RS250用の2本出しチャンバーもラインアップされています。しかもステンレスなので、候補に入れたいところなのですが、サイレンサーがやや太めなのネックです。

 てなことはどうでもよくて、Yさま、遠いところをありがとうございました。
 いい経験ができました(^^)
 
 
 
 
 

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September 05, 2010

ガレージあれこれ

 朝からガレージの整理を行いました。
 余計なものばかりで、ちっともきれいにならないんですけど。
 ある意図を持って集めまくったGSX-R250Rのシングルシートカバーを並べて写真に撮ろうか、とか、なぜか集まってしまったGSX-R250Rのキャブレターを並べて写真に撮ろうか、とか、ついどうでもいいことに集中しそうになるのをこらえながら少しだけがんばってみました。
 ネタ的には、並べて撮った写真の方は面白いんだろうな、なんて思いつつ。
 そりゃもうバカ全開な写真になること間違い無しです(^^;;

 一つのことに集中できない性格なので、整理の合間に、GSX-R250R/SPを久々に出しました。少し前に(^^;;
 マフラーがいい感じでしょ?

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 あ~っぷ!

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 こんな仕様というわけじゃなくて、サイレンサーとテールパイプを外してみただけなんですけどね。
 ついでに、インナーバッフルを外して、爆音仕様にしておきました。
 エントリーが間に合うなら、この仕様で白糸走るんだ~(^^)

 ついでに、RS250とNSR250R/SPを引っ張りだしてみる、の巻き。

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 やっぱ格好いいですよね!
 って思うんですけど、どっちももういらない君。
 なんとかしたいなぁ。
 んで、NSRのタンクを覗いてみると、錆が(T_T)
 ガソリン満タンにしてあったに、ガソリンが濁っていました。
 去年までは平気だったのにぃ(T_T)
 イナバのガレージがダメなのか、はたまたそのガレージの端っこのさらに通気口近くにおいてあったのがまずかったのか、今年の夏が過酷過ぎたのか、ボクにはよくわかりませんが、いままで数年放置しても平気だったタンクが1年足らずで・・・(T_T)寂しい

 NSRは売りますってネタにしても、冷やかししかこなかったしなぁ。
 もう時代ぢゃないのかもしれませんねぇ。

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 古くささはないように思うボクの感性がすでに時代遅れなんでしょうかね?

 

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August 22, 2009

アプリリアRS250 エンジン分解中

 走りに行きたいけれど、転倒して怪我をしたくない、マシンを壊したくない、そんな風に思うときは、走りに行きません。何かの予感だと思えるからです。虫の知らせって奴でしょうか。
 白糸で練習したい気分はとてもあるのですけど、虫さんが今日はヤバいと教えてくれるので、普段出来ない家のことをやらなくちゃ!と思いつつ、現実逃避でアプリリアRS250のエンジンを分解することにしました(^^;;
 分解することで、わずかでも整備のスキルを向上させるという目的です。部品取り用エンジンで、壊しても平気なので、気軽に作業できます。
 組み立ては出来なくてもいいんです。壊しながら分解して、壊さないで分解できるようになったときに、組付けのためのスキルの下地が出来上がると思っているからです。まずはいじること、これか肝心だと思うようになった夏、8月(^^;;
 RS250やVガンマのサービスマニュアルは持っていないので、適当に取れる部品から取ってみたりして。
 ウォーターホースコネクター!

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 これを洗浄し、表面を仕上げて、レストアの真似事をしてみました。

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 同様にウォーターポンプカバー!

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 仕上げてこんな感じ。

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 排気バルブのカバーを取ってみると、デロデロでした(T_T)くちゃい

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 排気バルブカバーも当然汚れています。

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 それを洗浄、仕上げるとこんな感じ。

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 ん~。こんなことをやっていて、いつか役に立つ日がくるのか、少し疑問に思いつつ、作業を続けます。

 シリンダーヘッドを取り外します。2ストは簡単だからスキルもなにもありません(^^;;

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 ヘッドのカーボン汚れはこんな感じ。

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 カーボン汚れには、ワコーズのガスケットリムーバーが効果的と聞きますが、コストが高いので却下。キャブクリーナーでも効果がありますが、やっぱりコストの関係で却下。気合いでカーボン除去します。

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 まぁまぁ落とせました。
 ガスケットもきれいに落としたいのですが、買おう買おうと思っていまだに買っていないKTCのセラミックスクレーパーを買ってからの作業にしたいと思います。

 今日の作業は・・・スライム3匹倒したくらいの経験値獲得でしょうか?(^^;;

 

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November 22, 2008

整備あれこれ

 早起きは3文の得、なんて言われますが、早起きは3文以上の大損、という気がしました。
 取りあえず何かしようと、4時に起床したのですが、寒いのなんのって。
 ちょうど冷え込みが一番厳しくなる頃だからでしょうか。とてもではありませんが、整備をしようという気になれません。
 家のことをあれこれしつつ、結局6時くらいに暖を求めてホットカーペットに寝転がったところ2度寝してしまい、起きたのは9時前でした。
 Tシャツの上からフリースを着て、その上から整備用のツナギを着て、さらにオーバーツナギを着て外にでたところ、なんと、暖かいじゃあ~りませんか。
 早起きして、寒い思いをして、結局何もできなかったことを思うと、のんびり寝て、暖かくなってから行動した方がよほど効率的なんじゃないかと思いました。

 ガレージに行き、NSR-Miniのスペアホイールをトランポに積み込み、ライディングサービスBONでタイヤを外す作業をさせてもらいました。いつもなら新タイヤを組み込むところですが、新タイヤが必要になるのは来年になるのは間違いなさそうなので、そのままホイールだけの状態でガレージに持ち帰りました。
 ガレージでは、2台ある新車のNSR-Miniうちの1台を分解する作業を行いました。場所と取ってしまいますが、分解して、スペア部品として持っておく方がいいかな、と。
 そのあと、部品取りのRS250のパーツの洗浄や、ワックス掛けを行いました(今日は画像なし)。

 GSX-R250R/SPかCBR250RRもいじりたかったのですが、14時を回り、あっという間に寒く、暗くなりそうに思ったので、今日の作業はここで終了です。
 家に帰ってから、コンテナガレージ横に、単管パイプを使った簡易車庫を造ろうと、ネットであれこれ調べてみました。
 一つ一つのパーツ代はそれほどでもないようですが、まとまった数が必要になるので、結局数万円のコストがかかりそうです。盗難されそうもないようなパーツは、簡易車庫に置いておけるようにしたいな、なんて考えてみたのですが、収納力をアップさせるとそれだけコストがかかってしまうのが悩ましいところです。
 屋根は作らずに、ブルーシートで代用できるなら半分の予算ですみそうな感じですけど。

 

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August 31, 2008

これがアプリリアRS250チェスターフィールドカラーだ!

 滅多に登場しない1995年アプリリアRS250チェスターフィールドカラー。
 誰にも「本当に持ってるの?」と訊かれませんが、ひっそりと持っています。
 思い起こせば2003年、西湘バイパスで2度目の焼き付き。そのときはすでにNSR250R/SPペンタックスカラーの納車待ちで、NSR250R/SPに乗り始めたら、アプリリアRS250を直す必要がなくなりました(ちょっと強がり入っていますけど)。
 RS250が楽しいのは直線だけ。それ以外はNSR250R/SPに優るところはなく、直線に興味の無いボクには、RS250を直す理由がなくなったのです(って復活させるだけの部品はちゃんとありますけどね~)。
 コイツを台所から出すのは、焼き付きで家に帰ってきてからはじめてだと思います。
 故に、いままであまりネタにはなりませんでした。
 あ、チェスタフィールドカラーだったのは、かつてのことで、現在は違います。
 これが主な改造点です。

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 上記改造点に、このリアウインカーは確かなかったような。

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 実は、他にも書いてない改造点がありますが、それがなんだか忘れちゃいました(^^;;
 自分自身、全体をみたのは久しぶりなんですけど、フォークのシールが抜けていたり、冷却水がどこから漏れていたり、アルミパーツが腐食していたり、パッと見は間違いなくきれいなのですが、経年を感じさせる部分もところどころあったりして、ちょっと寂しい気分になりました。
 直そっかなぁ。どぉしようかなぁ。

 よく、黒いRS250と言われることがありましたが、黒じゃありません。
 カーボンです。

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 フレームもよく塗装ですか?と訊かれましたけど、アルマイトです!!
 ・・・ま、どうでもいいことですよね。ちゃんと峠で走らせていましたので、単なる盆栽でもないつもりでしたけど、いまとなっては、どうしてこんなお馬鹿なマシンを作ったのか・・・。

 ついでに、NSR250R/SPペンタックスカラーと並べて記念写真を撮ってみたりして。

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 当時は後輪出力で63馬力くらいでていたマシンです。
 エンジンの予備も2機あります。
 高く買ってくれる人がいれば連絡下さ~い!!

 

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August 12, 2008

RK GB520TRUチェーン購入

 RKエキセルの「GB520TRU」チェーンを購入しました。

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 先日、NSR250R/SPペンタックスのTRUチェーンを外し、CBR250RRに使ってしまいました。
 そこで、いまGSX-R250R/SPに使っているTRUチェーンをNSRに下げて、新品をGSX-R250R/SPに投入しよう大作戦です。
 ついでに、カシメジョイントも買いました。

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 まだ自分でカシメた経験はありませんが、せっかく「かし丸君」も用意したことですし、これからは定期的にチェーンを外して清掃するくらいの気合いを入れようと思ったわけです。
 ボクに、そんなマメなことができるでしょうか?
 いや、やるために買ったので、なんとしてもやらねばねば!
 どうせなら、NSRに下げる中古チェーンで練習してから、GSX-R250R/SPに新品を入れたいと思います。
 とすると、9月上旬までに、台所に保管しているペンタックスをアプリリアを表に出す予定なので、やるならそのときでしょうか?
 ひさびさに台所から出てくる2台に乞うご期待!
 ・・・錆とかカビとかあるんでしょうねぇ~(T_T)

 

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April 29, 2008

アプリリアRS250解体

 目覚めたのは4時過ぎでした。
 天気は快晴の予感。土曜日のリベンジに、スポーツランドやまなしに行こうかどうか、5秒ほど考えて、やっぱりやめにしました(^^;;
 今日は知り合いだけでもすごい台数が集結するようなので、天の邪鬼(というより単なるひねくれ者)なボクは、家の掃除をすることにしました。
 さて、何をしよう?・・・あまりにも汚すぎて、やることがいっぱいです。
 家の中は、物が多すぎてまともに歩けない状態なので、まず駐車場の掃除をしてみることにしました。
 先日、相模原の怪しい業者が2台のCBR250RRも持っていったので、少しスペースが空きました。その空いたスペースを利用して、部品取りのアプリリアRS250を解体、バラバラにして、さらにスペースを確保しよう大計画ぅ~。
 2ストは面倒くさいです。バラすだけでも、疲れます。2ストの構造はシンプルだって言われていますけど、排気デバイスだとか、エアソレノイドだとか、ボクからすると、4ストよりも超複雑です。まぁ、エンジン単体で考えると、シンプルには違いないのでしょうけど。
 ものすごく飽きっぽいボクなので、飽きるまでにどこまでできるか、それが勝負です。
 少しがんばってここまでバラしました。

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 7mmのボルトとか、11m、13mmのナットとか、さすがイタリアンです。一生使わないと思っていたようなソケットやメガネが当たり前のように使える喜びがあります。はい、ウソです。
 もう少しがんばって、ここまで。

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 困ったことに、この状態で飽きてしまうと、後片づけが超苦痛です。
 さすがにこのまま放置できませんし・・・。
 ってことで、現実逃避にブログの更新をしてみたりして(^^;;

 さて、やるか(T_T)

 

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September 20, 2007

GSX-R250R/SP スリングショットキャブレターをいじる

 本日の記事第二弾です。第一弾はこちら
 我が愛機(という表現はケツからサナダムシが出てきているかのようにムズムズする恥ずかしい表現だと思うのはボクだけでしょうか?)・新コブラ(GSX-R250R/SP)用にFCR28を特注したまではよかったのですが、自分ではどうにもセッティングが出せず、FCRは凍結することにしたのは、以前記事にした通りです。
 恥ずかしながら手に余りました。
 豊富な資金があれば、ちょう時間を掛けてセッティングできなくはないと思うのですが、♪だけどぉ~ボクにぃ~はお金がない~、ってことで、ノーマルキャブに戻すことにしました。残念です。
 ただ、マフラーエアクリーナーボックスもすでに加工済みであり、そのままノーマルキャブに戻すのは躊躇われます。
 そこで、メインジェットだけは濃くしようと思い、注文しておきました。

 ボアー径φ32mm、ミクニ製ダウンドラフト型4連スリングショットキャブレータが51度の傾斜で取り付けられているのがGSX-R250Rです。SP仕様のキャブレターはスタンダード・モデルとは違い、エアージェットが分解式になっているのが特徴です。
 今回は、メインジェットを交換すると同時に、フロート・チャンバーのネジを、ステンレス・テーパーキャップボルトに交換もすることにします。
 下の画像をご覧いただけるとおわかりのとおり、フロート・チャンバーは+のネジでとまっています。
 ボクは、この+のネジが大嫌いです。

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 フロート・チャンバーを全部外してから、メインジェットをサクサクっと交換してました。
 熱の問題でしょうか、仕様では、1番・4番と、2番・3番の番程が異なりますので、その違いは尊重したまま濃いメインジェットを入れることにしました。
 しっかし、こんな小さなパーツが、1個682円(税込み)です。勘弁してくれ、って感じです。

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 アルミとステンレスとでは、電位差による腐食が気になるので、ネジ焼き付き防止剤を塗布し、組みました。

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 ・・・ようわかりまへんね。
 ま、どうでもいいこだわりです。


☆番外編
 意外にウケがよかったみたいなので、思い出写真館・・・ってまだちゃんと持ってますけど。
 ボクのアプリリアRS250です。

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 アルマイト加工多数
 カーボン外装
 チタンボルト多数
 エンジン VガンマSP化(乾式クラッチ、クロスミッション、ヘッド、ピストンなど)
 ステンレス・チャンバー
 アルミ・シートレール
 スガヤCDI、バックステップ
 などなど、車体込みで200万円オーバーを投じたおバカマシンっす。

 

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September 18, 2007

カラーオーダー・スプロケット!

 ようやく届きました!
 大人のドリブン・スプロケットが。
 「大人の・・・」ってなんなのよ?と思った方々が多いかと思います。
 説明しよう!
 NSR-Miniのドリブン・スプロケットは、渋い硬質アルマイトのサンスター製で統一しているボクとしては、新コブラ(GSX-R250R/SP)用のドリブン・スプロケットに同じサンスターを選ぶなんて、面白味に欠けてちょっと避けたいところなのでした。
 いろんなメーカーがあるので、その中でもマイナーどころを選択したくなるのがボクの性格なのですが、ここは無難にアファムにすることにしました。
 といっても、普通にアファムにしたのでは面白くありません。
 っていうか、あの金ピカのドリブン・スプロケットは、いかにも!って感じが小僧っぽくて気に入りません。
 そこで、落ち着いた大人のマシンを演出すべく、カラー・オーダーしてみることにしました。
 選んだ色は、レッド・アルマイトです。

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 ご存じでしたか?
 施工料金2100円で、シルバー、ブルー、グリーン、ブラック、ガンメタ、ブラウン、ピンク、パープルなどの色をオーダーすることができるんですよ。さらにもう少し出せば、硬質アルマイトも選択可能です。
 どうです?大人の雰囲気、醸し出てますでしょ?

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 標準のゴールド・アルマイトと比較すると、こんな感じです。

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 ちょっと輝きが少ないかな、と思いつつ、黒/赤の新コブラには栄えそうです。
 コーディネートはこーでねーと。
 ちなみに、現在我が家の台所で眠るアプリリアRS250のドリブン・スプロケットは、現在はカタログ落ちしてしまったオレンジ・アルマイトだったりします。
 せっかくだから写真でも用意しようと思ったのですが、RS250のところまでたどり着けそうにないので、現役時代の写真でお茶を濁すことにしてみます。

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 と思ったら、ドリブン・スプロケットは影になっていて色までわかりませんね(^^;;
 それにして格好いいぜ!ボクのアプリリア!!

 

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September 15, 2007

アルマイト職人への道・・・

 今日の記事第二弾です。第一弾はこちらをご覧下さい。

 今回のネタは、当ブログの密かな人気シリーズ、「職人への道・・・」をお届けします。
 いままでの職人シリーズは、
   ☆カッティング職人!
   ☆バフ掛け職人!
   ☆ペイント職人!
   ☆FRP職人!
   ☆アーシング職人!
です。
 これらについてのイントロダクションは、「☆アーシング職人!」 で長々述べたので、そちらをご覧いただくとして(^^;;、今日はタイトルの通り、アルマイト職人を目指してみようと思います。
 自家アルマイト・・・それはだれもが夢見、そして諦めていった前人未踏の秘境。。。ってことはありませんが、なかなかやりませんよね?
 いきなりプロ並みの仕上がりなんてそもそも無理なので、肩の力を抜いてがんばってみました。
 あ、画像は少な目です。我が家の台所と、玄関で作業したのですが、ご存じの人はご存じの通り、我が家の散らかりようたるや常人の想像を超えるレベルにあって、とても画像で公開することができないのです。すみません。
 アルマイトする素材は、この記事で登場した新コブラ(GSX-R250R/SP)用の予備ステップです。結局、黒く塗装しないで、ブラック・アルマイトすることにしてみました。
 先の記事の通り、ステップ・ブラケットはなぜかアルマイトではなく塗装されているので、塗膜剥離剤を使用して一皮剥きました。

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 アルマイトは掛かっていないように思われましたが、念のため「モンキーダンクⅢ」を使用して、表面を化学研磨してみました。

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 この泡が、いかにも効果ありますぅ~って感じですよね(^^)
 仕上がりはこんな感じです。

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 表面が白く曇ったような感じになっていますが、裏返すと・・・

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 わかりますかね?
 曇っているところと、輝いているところがあります。
 輝いているところは、剥離剤でクリア塗装を剥離しなかったところです。
 表面しか、剥離しなかったんですよ(^^;;
 ここからさらに画像がわかり辛くなるのですが・・・
 古来中国では、「芸能人は歯が命」と言われましたが、同様「塗装とアルマイトは下地が命」ってことで、フェルト・バフと青棒を使って、なんちゃって鏡面にしてみました。

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 う~ん、うまく撮れませんね。まぁ、雰囲気だけ無理して感じ取ってください(^^;;
 これで、ようやく下準備ができたわけです。
 これから、アルマイト開始~。画像を残さなかったので、行程だけ軽く説明します。

☆陽極酸化処理
 アルミのパーツにを電解液につけて、電気を流します。約30分。電源には、ヤマハEF900isの直流を利用しました。

☆水洗い
 陽極酸化処理したパーツを洗います。
 
☆染色
 染色液に漬けて色を付けます。これも約30分。

☆水洗い
 パーツを再び洗浄します。

☆封孔処理
 パーツを封孔液に漬け、煮込みます。約15分。

☆水洗い
 封孔液を洗い流します。

 これで、アルマイト処理の完了です。
 気になる完成品は、↓これ↓です!

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 はじめてにしては、なかなかいい感じです。
 でも、それなりの失敗もしています。
 それが、これです。

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 一部アルマイト処理されていない場所がありますよね?
 ボクのイメージでは、手を抜いたところもそれなりに黒く染まるつもりでいたのですけど、一番はじめのクリア塗装の剥離を行わなかったところが、そのままの状態で残ってしまったの図なのです。
 アルマイトの剥離処理も結構強烈ですし、電気流したり、煮込んだり、その過程でなんとなく染まると思っていたら、大間違いでした。
 次回アルマイト処理するときの、反省材料にしたいと思います。

 「モンキーダンクⅢ」を使用したアルマイト剥離ですが、効果はきちんと確認できました。
 トキコのキャリパーを半分漬けて試してみたところ、効果は歴然です。
 剥離処理前。

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 剥離処理後(半分だけです)。

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 すごいでしょ?
 ただ、注意しなくてはならないこともあります。
 残念ながら処理前の画像がありませんが、アプリリアRS250の燃料コックを試してみたのですが、作業中に他の作業に気を取られ、漬け込んだままにしたことをすっかり忘れていると、アルミがとけてしまいました(T_T)
 手元にある予備のコックと、失敗したコックの比較画像です。

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 それだけ強力ってことで、ある意味歓迎すべきなのかもしれませんが、やりすぎには十分注意が必要なようです。
 ブレーキ・キャリパーをきれいにするつもりで、そのひとつを実験に使ってみたのですが、あまりアルミがとけてしまうと、フリュードが漏れてしまわないか、ちょっと心配になってしまいます。

 自宅で自家製アルマイト、ちょっと面白いと思いませんか?
 次はどのパーツをアルマイト処理しようか、考えるだけでも楽しくなってしまいます。
 今回は、ステップ・ブラケットという素材を選んだため、ブラック・アルマイトを選びましたが、もう少し慣れてきたら、ゴールド・アルマイトなどにも挑戦したいと思っています(^^)
 楽しぃ~。

 

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